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2011年07月29日

プロが教える初心者の洋蘭の育て方・正しい洋蘭の株分け方法!

$タイ楽住村のブログ
▲洋蘭バンダ属!原種は年1回、交配種は年2~4回も咲きます。
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【プロのプロが教える洋蘭の育て方】
  意外に知らない「プロが教える正しい洋蘭の株分け方法」!

 洋蘭の株分法!プロのプロが教える「失敗の無い株分けの仕方」!


私は70歳。タイのカンチャナブリ県で隠居暮らしをしています。カンチャナブリ県はミャンマーと国境を接している県で日本的な山脈に囲まれたタイで一番美しい日本的な風景の県です。映画・戦場に架ける橋で有名な鉄橋が県のシンボルです。
タイの洋蘭農場主は多数友人が居ます。タイのオーキッドショーの時には各地の洋蘭農場主と合い近況報告をしあっています。

10数年前までは、関西洋蘭農業組合員として、各地の国際洋蘭展に出展し、タイの原種の洋蘭とさらに、バンダの琵琶湖洋蘭園(日本での洋蘭園の名)として多くの趣味家が私の店に訪れていました。
特に大阪の天満松坂屋2月の洋蘭展は10年間ほど売り上げ一位を誇っていました。
他店の商品も心安く育て方を説明、パンフレットまで差し上げていました。
私のブースは何時も満員のお客様で黒だかりでした。

私の「洋蘭の育て方」は独特で、多くの初心者から支持を得ていました。
「琵琶湖さんの言う育て方をしてから簡単に咲くようになった!」と多くのフアンが来られ必ず一株、二株を購入していただき、翌年には「琵琶湖さん」去年勧めてくれた洋ラン2回も花が咲いたよ!今年は何を勧めてくれるの言う方々ばかり、1,500株をタイから運んだ株は最終日を待たずに毎年完売!

「初心者でも失敗しない、株分けした年から花が咲く」株分け法を今回はご伝授します!
洋蘭の栽培書を見ると、どの本も株分けの項をみると、
株を2~4株に細かく切断。しかも、ミズゴケも全て取り払い根だけがさらけ出している写真が載っています。しかもその状態を10日間ほどそのままで置くなどの驚く間違いが堂々と書かれているのには驚く!

私の株分け方は2~3年間掛けて株分けします?
先ず基本は極力株分けはしないです!
大株に作れば株の勢いも強く、多くの花が咲いてくれます!
それでも株分けしなければならなくなったら、株分け作業を初めてします。

プロのプロの株分けのテクニック!
先ず、最初の年は、株分けしたい場所を挟みで切断します。
これだけ、株全体は触りません。

翌年、又は翌々年に初めて株分けします。
その株分けも、ミズゴケも付けたまま大きく切断します。
絶対に根を動かしたり、根だけを裸にしてはいけません。それだけで洋蘭の根は死に、新たな根に代わろうとします。代わろうとすればその間株の生育は止まり、根の生育だけに勢力が注がれます。即ち1~2年は花が咲かないと言うことです。

大きく切断したものに、新しいミズゴケを巻きつけ素焼鉢へ植え込み、即、固形肥料等を与えます。株は全く痛んでいないので即肥料が与えられます。故に株分けした株もその年も生育し花が咲いてくれます。
プロのプロはこのような方法で株分けしています!!

植え込む時に使うコンポスト(植込み材)は、初心者は必ず「ニュージーランド産の水苔」を使います。水苔にはあらゆる成分の肥料分が含まれています。
ミズゴケは使う翌晩に軽く水打ちしてポリ袋に包んで蒸らします。
翌朝、長い繊維のミズゴケに戻っています。
繊維を横向きに巻き付け素焼鉢に強く押し込み、ミズゴケと素焼鉢の内面を強く押し付けます。これはミズゴケが含んだ不要な水分を素焼鉢の外面に吸い出す為です。

また、鉢底には鉢欠けは絶対に入れてはいけません。せっかく根が伸びたところが鉢掛けでは養分がありません。植え込む前にミズゴケを薄く敷き込み、その上に株分けした株を植え付けます。
素焼鉢の外面は常にタワシで洗い、オアゴケが付かないようにします。
これにより、不要の水分が外面に吸いだされ、素焼鉢の外面を見ていると鉢内の水分状況が人目で判ります。水分が有ると鉢の外面が黒く水っぽくなっています。
これが無くなれば、その時が「水やりの時期」です。
夏だら、冬だだから水やりを変えるなどと考えず、年中素焼鉢の外面を見て水遣りするのがプロのプロです!

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Posted by タイロングステイ村 at 18:31 │ガーデニング